EQUIPMENT
設備紹介
Instruments
研究所の測定には、運営元である株式会社サン科学のレオメーター(総合物性測定器)を用いています。用途に応じて 3 つのモデルを使い分けています。
- 総合物性測定器
- CR-3000EX
- コンパクト型
- CR-100
- 可搬型
- SD-700II
- 感圧軸
- 円柱・くさび・針・球・平板
レオメーターとは
What is a rheometer
レオメーターは、試料に変形を与えて、返ってくる力を記録・解析する装置です。試料台に置いた試料を一定の速さで上げ、上で固定された感圧軸(プランジャー)に押し当てて、あるいは引き離して、そのときの荷重と移動量を連続的に記録します。感圧軸の形状(円柱・くさび・針・板など)と動かし方を変えることで、圧縮・切断・引張・付着・折れ曲げといった多様な試験を 1 台で行えます。
「レオメーター」という名称は、1969 年にサン科学の前身が国内で初めて用いたものです。以来、食品の物性測定に使われる機器の呼び名として定着しています。
研究所の測定器
Our instruments

CR-3000EX
研究所の主力機。圧縮・引張の両方に対応し、9 種の測定モードで、固体から液体まで幅広い試料を扱えます。荷重 0.001〜200 N、速度 0.5〜1,200 mm/min という広いレンジを 1 台でカバーし、解析ソフトと組み合わせて多彩な解析項目を扱えます。別売の粘弾性測定システムと組み合わせれば、液体の粘弾性も測れます。
研究ノートの測定は主にこのモデルで行っています。

CR-100
コンパクトな筐体に標準的な機能を収めたモデル。荷重 0.01〜100 N、ストローク 120 mm、速度 1〜600 mm/min(可変)。応力・定深度・定間隔・クリープ・破断強度自動検出の 5 モードを備え、狭いスペースでも高精度の測定を行えます。日常的な比較測定や、多検体を手早く測る場面で使います。

SD-700II(レオテックス)
スタンドアローンで動作する可搬型のモデル。荷重 0.01〜20 N、ストローク 90 mm、圧縮専用。破断強度自動検出・定深度・応力の 3 モードを備え、自動ゼロ点検知で煩雑な補正操作を省けます。ラボから製造現場、船上まで、場所を選ばず同じ条件で測定できるため、研究所では出張測定や現場での規格試験に用いています。プリンター搭載の SD-700II DP もあります。
どんな試料が測れるか
荷重の範囲だけでは、自分の試料が入るか分かりにくいものです。これまでに測ってきた例を、力の大きさの順に並べます。
荷重は感圧軸の形・速度・温度で変わるため、ここは桁の目安です。この範囲に入らない試料でも、感圧軸や測り方を変えることで対応できる場合があります。
主な仕様
Specifications
| 項目 | CR-3000EX | CR-100 | SD-700II |
|---|---|---|---|
| 測定荷重 | 0.001〜200 N0.1 g〜20 kg | 0.01〜100 N1 g〜10 kg | 0.01〜20 N1 g〜2 kg |
| ストローク | 300 mmL タイプ。S タイプは 150 mm | 120 mm | 90 mm |
| 動作方向 | 圧縮・引張 | 圧縮・引張 | 圧縮のみ |
| 移動速度 | 0.5〜1,200 mm/min可変 | 1〜600 mm/min可変 | 60 mm/min(固定)ご要望により 30・120 mm/min に変更可 |
| 測定モード | 9 モード(定深度・歪み率・クリアランス・破断強度自動検出・クリープ・応力・定間隔・厚さ・ステップ) | 5 モード(応力・定深度・定間隔・クリープ・破断強度自動検出) | 3 モード(破断強度自動検出・定深度・応力) |
| 出力 | USB、アナログ出力PC 解析ソフト | USB | アナログ出力(0–2 V)、デジタルプリンター(DP モデル) |
| 特徴 | 液体の粘弾性測定まで 1 台で対応 | コンパクトで高精度 | 可搬・スタンドアローン・自動ゼロ点検知 |
仕様は株式会社サン科学の製品情報(2026 年 9 月時点)に基づきます。最新の仕様・詳細は製品サイトをご確認ください。
感圧軸(プランジャー)と治具
Plungers and fixtures
測定の内容は、感圧軸の形と大きさで大きく変わります。研究所では、試料と知りたいことに合わせて次のような感圧軸を使い分けています。
- 円柱型(直径 5〜25 mm ほか)——圧縮強度、硬さ、テクスチャープロファイル
- くさび型・刃型——切断応力、肉や野菜の繊維の強さ
- 針型——果実の熟度、ゲルの表面の強さ
- 球型——弾力、表面の硬さ
- 付着試験用の平板——付着性、粘り
- 引張用のチャック——麺・皮・フィルムの引張強度
- 粘弾性測定用カップ——液体・半固体の粘度と弾性率
規格試験(ゼリー強度、えん下困難者用食品など)では、規格で定められた寸法の感圧軸と条件を用います。
測定器の導入をお考えの方へ
Purchasing
SUN LABO では測定器の販売は行っていません。製品の仕様・価格・デモンストレーション・導入のご相談は、株式会社サン科学の製品サイトで承っています。
株式会社サン科学 製品情報 仕様・価格・デモンストレーション・導入のご相談 (外部サイト)「導入の前に、自分の試料でどんな結果が出るか見てみたい」という場合は、研究所の無償試験をご利用ください。測定結果と読み解きをレポートにしてお返しします。
研究所の設備で、お手元の試料を測定します
Try it
費用はかかりません。試料の種類と知りたいことをお知らせいただければ、感圧軸と測り方からご提案します。
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